眠い一日、そしておせち再考

 昨晩ははてなダイアリーを書いた後もネットにハマり、寝たのは午前2時過ぎ。今朝起きた時間は9時だから、休日といえど7時間弱しか眠っていない。「ぐっすり眠った」という感覚をここ数年味わっていない。10時間とかそれぐらい眠ってみたいものだ。
 今日も家族サービスデーということで、お買い物に付き合う。ランチは、偏食家の娘が食べられそうということで、駅前の「とんかつ和幸」へ。何故か娘は卵でとじたとんかつがお好みなのだ。和幸のとんかつは美味しいし、キャベツ、みそ汁、ご飯もお替わりできるし、それはそれでよいのだが、かつてダイエットにより野菜中心の食生活を半年ほどしてから、揚げ物料理を欲しなくなったというか、まあ結構重たく感じるようになった。まあそれなりに美味しく食べたのだけど、サラダに酢の物、おひたしも同時にたべたかったというか・・・
 そのあとスーパーマーケットの買い物に付き合ったのだが、満腹感からか非常に深い眠気がわき起こり、帰宅後もそれが抜けず、子供とままごと遊びのお付き合い中も抜けず、ついに堪えられなくなって4時ごろから1時間ほど寝させてもらう。慢性的な寝不足、年始の徹夜作業、色々なことが重なって疲れが吹き出したのかもしれない。
 
 夕飯を食べながら、何となくテレビ東京の「トコトンハテナ」という番組を観てしまう。当初は高橋英樹もこのような番組の司会をしているのだ、というところからチャンネルを合わせてしまったのだが、「最近の若者はなぜおせちを食べなくなったのか」という、自分にとってタイムリーなテーマだったので結局最後まで観てしまった。最近のおせちは保存効果を大量の砂糖を使うことに頼り、それによって結果美味しくなくなったらしい。市販されてるおせちの中には、6人分に1kgほどの砂糖が使われてるのもあるとか。自分の実家では近所付き合いの関係で、某和食チェーンのおせちを取っているのだが、それがほんとうによろしくなくてねえ。この番組みて腑に落ちた次第。その番組のゲストが「弓田亨」というパティシエの方で、砂糖を使わないおせちを紹介していて、なんかおいしそうだった。
 この人のお店「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ [弓田亨主宰の代官山にあるケーキ・フランス菓子のお店]」のサイトにある彼のエッセーをちらっと読んだのだが、なかなかの気骨を持った方のようである。興味津々。この人のおせち料理のレシピが俄然気になってしまった。

 

イル・プルー・シュル・ラ・セーヌのおせち38品―心と身体を豊かにする日本の家庭料理

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