過ぎ行く夏を惜しむ

 2週間前の子供会のイベントでもらった金魚が今朝死んでいた。昼前、娘と近くの河原に行ってその金魚を埋葬する。土手までの道中、なんで埋めるの?と屈託ない笑顔で僕に質問する、死をイマイチ理解できてない娘に、埋めれば体は土に還る。金魚には魂というのがあって、ちゃんと埋めてあげることで魂は神様のところに行く。良い金魚ならそこで神様になる。神様はえらいからお前が良い子かどうかしっかり見ている、などとそのとき思いついたでまかせを語る。そうしたら真面目にビビったようで、金魚を埋めて、お祈りをするまで神妙な顔をしていた。
 午後は市営のスポーツセンターに行き子供用の室内プールで娘とカミサンと遊ぶ。夏休み中に通ったプールは水深40cm程度だが、ここは浅いところでも80cm。娘の肩もかくれるほどだが、彼女はそれに臆すること無く、腕浮き輪付きでの犬かきながら、元気に泳いでいた。夏休み始めの、水に顔を浸けられないところからなかなかの進歩だ。
 そのスポーツセンターには、子供用プールの他に、25mの室内プールと50mの野外プールがある。25mプールで自分の泳ぎを娘に見せたところ、一応「すごい早かった」との感想をもらった。ちょっと野外の50mプールでも泳ごうかとおもったが、日差しの割に風が涼しく、プールの水に慣れると、寒いという感じのようにも思えたので、結局室内プールに戻ってしまった。
 夏のような1日だったが、蝉の鳴き声もあまり無く、そこはかとなく秋のにおいも感じられる。天気予報によれば明日から雨が続くらしい。夏もおしまいだ。

 夕飯の後、娘を寝かしつけたあと、何気のこのブログをみたら、アクセスカウンターが1万を超えていていたので驚く。自慢ではないが、このブログの存在は、友人夫婦一組の他には誰にも教えていない。なのに更新毎に常時数十人もの人がアクセスしてくれている。たまたまこのブログに来た人も含めて、アクセスしてくれた人たちにはただただ感謝だ。大した内容は無いかもしないが、このブログの更新にはかなり時間がかかっている。読んでいる人がいることが、唯一の励みだ。これからもがんばるので、よろしく。

 その他、1万人突破の記念にブロフィールを変更。