なぜ僕はここにいるか

色々なことがあって

 先週の日曜日に同窓会があって、この1週間は一種の「同窓会酔い」になってしまった。中学校の同窓会で数名を除き殆ど30年ぶりだった。同窓会の時はあまり感じなかったが、その30年という時間経過に対する重さに、不可解な感覚に捕われ、今までの自分の生き方、そして「今ここにいる」自分の不可思議さに酔い、重い気分になった。30年前の自分には、今の自分がこんな生き方をしてるなんて想像も出来ていない。今思い返せば、「もう少し賢く立ち回れなかったか?」と思うこともある。しかしあのときの自分はその時の現実に直面し、まあそれなりにがんばっていたのではないかと考えている。まあ総じてパッとしない人生ではあるが、愛する家族がいて、そこそこ美味しいものを食べて生活できてるのだからいいのではないかとも思う。などなど、堂々巡りの結論の出にくい思いに囚われてしまった。

まあそれが人生と・・・

 高いスキルの仕事と大変お馬鹿な配下メンバーの間で板挟み、休憩時間には生々しい恋話の聞き手役となり、休日は子供相手等家族サービスに尽くし、楽しみはたまにベルギービール屋で飲むか、ジムのトレーニング、または読書。何か地味な感じもするけれど、これが今の自分の暮らし。中学卒業後30年経過した今のところの成果だ。地味と言えば地味、でもまあそれなりに生きている。それなりに頑張っている。でもまさかこんな形で生きてるとは・・・不思議なものだ。でも結構大変だ。大体今の仕事だって、こんなに長く続けているとは思っていなかった。

このところの生活

 今週は月曜と金曜にジム。色々細かい悩みが多いので、頭の中を空っぽに出来るジムのトレーニングが、今自分のプライベートの中心となっている。月曜は水泳。金曜は筋トレとドレッドミル。ここしばらくは胸板を厚くすること、バランス良く鍛錬することメインにする予定。上半身、下半身、瞬発力、持久力を満遍なく鍛えるつもりだ。ヨガを初めてから気付いたのだが、自分はどちらかというと「競争向き」の精神構造をしていない。己と向きあう一種の「行」としてジムのトレーニングを捕らえている感じ。トレーニングそのものを楽しんでいる。ただ、体がなかなかいう事をきかないのが悩みだ。