No country for middle-aged men

 仕事上の付き合い酒で何かと忙しい日々が続く。このブログを読めばわかるけど、僕はかなり一般的な人間ではない。無論ちゃんと仕事はするけどね。付き合い酒もそれなりに盛り上げるけど、やはりねぇ、その努力の割に実りがあまり無いというか、宴会でそれなりに立ち回ってもどうも周囲から浮いた感じがして、ただ周囲となじめない自分を再発見するだけで終わってしまう。本や音楽の趣味が職場では異質、というのは自覚しているが、40代子持ちという一見在り来たりの背景が、実は今の現場では珍しい。40代独身もかなりいて、30代独身もなんと7割程もいると言う状況はある意味辛いところではある。別に独身であることを責めるつもりはないのだけど、彼ら彼女らと接していて気になるのは、各々内容に違いがあるが、独特のナイーブさだ。皆それぞれこだわりがあって、それについては妙に寛容性が無くなったり、極端に無関心になったりする。自分の年齢的に現場のまとめ役を仰せつかることが多いが、そんな彼らの狭間で結構苦労している。僕も30代前半までは独身だったので、彼らの状況は想像できるが、彼らは育児の苦労をあまり理解できないようだ。それがますます僕を精神的に孤立させる。ただでさえ、古い価値観と新しい価値観の狭間におかれることが多く、迷うことも多いのに。気が付けば変わった時代になったものである。