きままに日記

 今日は家族サービスデー。ドライバー兼荷物持ち兼パパとなって、そこそこ近所のショッピングセンターへ。カミサンがイロイロみている間に、子供に付き合ってゲームセンターへいく。まもなく4歳の娘はひらがな読むのも怪しいが、「ラブ&ベリー」とか「たまごっち」とかカードゲームにハマっている。
 娘がこのようなゲームをやりだしてから、こういう幼児向け子供ゲームを作る側の人たちの意図とは何かあれこれと考え、悩むようになった。むろんかれらは彼らはある意味正しいことをしてる。多くの子供がそこで楽しんでいるし、100円玉に見合うエンターティメントを提供してるに違いない。が、本当にそれだけか?「ミッフィー」にはディック・ブルーナーの、ひいては大人が子供に伝えたいまっとうなメッセージが感じられるのだが、このゲームセンターにあるマシンはなんだろう。おしゃれを競うゲームがあるのだが、どうみてもセンスがよいとは思えないのだがどうだろう。それとも、このようなデザインを好きになる人を育てたいのか?そんなことを考え出したら、最近はゲームセンターそのものが、将来にわたってゲームに関する消費者を生み出すための装置のように思えてしょうがない。まあ自分もハマった口なので、偉そうなことはいえないが・・・
 まあ、そんなことで今日は1日クタクタで、本を読む気力がない。

 そういえば昨日本屋でこのような本を立ち読みした。
 

1週間は金曜日から始めなさい 仕事と人生が楽しくなる時間活用術

1週間は金曜日から始めなさい 仕事と人生が楽しくなる時間活用術

 この手のビジネス本はあまり読まないのだが、タイトルに惹かれてつい手に取ってしまった。「なるほど」と思うところもあり、「ちょっとそれは〜」と思うところもあったが、「なるほど」の方が多かったかな。買わずに立ち読みしておいて書くのはさすがに著者に申し訳ないので、「なるほど」の内容はここには書かない。

 この人だけではなく、経営者によるビジネス本を読むと、そのアグレッシブさにやるせなさを感じることがある。走りながら考える、とにかく前進あるのみ、そんな信条を持つ彼らから見れば、できることならのんびり本を読んで過ごしたい、なんて言う僕は「怠慢」「怠惰」としか見えないだろう。まあそのぐらいアグレッシブじゃないと、銀行から数千万以上の金を借りて起業するなんてことはできない。こういう人がいて、経済がなりたち、僕のような人間もそれなりの暮らしができているわけだけど。