ほろ酔い気分で書く日記

 今ワインを飲みながら日記を書いている。ワインは久しぶりだ。最近はビールばかりだからね。今日のワインはボルドーワイン。「EPICUREA De Chateau Martinat」という名の、かなり重厚な味わいのワインである。ここを見ると、もうすこし寝かせておいてもよかったかも、ということらしい。での評価イタリアのタレッジオDOPというウオッシュタイプのチーズをつまみに飲んだのだが、残念ながらこのチーズでは軽すぎてワインに負けてしまっている。とはいえ、ワインの栓は抜いてしまったし、もう笑って飲むしかない。結構今ほろ酔い気分である。

 そのほろ酔い気分にまかせて日記を綴る。さあ何を書くかなぁとイロイロ頭をめぐらせて、Dj-OZMAの件について書いてみようかなと思う。ちなみに僕はこのDj-ozmaという存在を紅白まで知らなかった。で、紅白の時も彼らが出演している時、しっかり紅白にチャンネルを合わせていたにも関わらず、自分YouTube検索にハマっていて、紅白の画面にあまり集中してなくて、その歴史的事件の瞬間を見逃してしまった。気付いた時には北島三郎だものね。一連の報道中、Dj-ozmaについては、そりゃ上品とはいいかねるが、そんなにムキになるほど下品だったか?という認識で、金曜日にその話をしたら職場で紅白を見た面々に「何見てたんですか?」と冷笑されてしまった。
 ただね、マスコミの取り上げかたをみていて、なんか違和感を持ったのだよねぇ。NHKなんで謝ったのだろう。Yuotube見たけど、どう見たってヤンチャなミュージシャンが受け狙いでヤンチャやりました、程度のものだろうし、彼らを選んだ以上「なんら問題ありません」と居直ることもできたと思うのだが・・・NHKだからマズい、という話もあるようだが、それもおかしな話で、みんなが受信料払っている以上、みんなが見たいものならを放送してよい、という発想が本来は正しいと思うのだよね。ならば多少先鋭的なものを取り上げてもよいわけでね、Dj-ozmaがそれに該当するかどうかはわからないが、彼らが思い切りヤンチャやってるところを紅白で見たいというニーズがあるなら応えてもよいのではないか。僕はしらないけど、それなりに売れてる人なのでしょう?
 それにだ、そもそも歌とか踊りは祭りの中で生まれ、いわば神事なわけで、いにしえの宗教には、ある種の肉体への賛美、セクシャリズムと結びついて、歌ったり踊ったりする中で一種のトランスに入り、そこで神の境地に達するものだったわけでね。まあそう考えると正月という神事的行事を前の大晦日の夜、歌って踊って宴をするということなら、紅白も存在価値があるといえなくもない。それで、「2007年こそ肉体への回帰ですよ」ということでだ「裸でいこう。ただ生だとさすがに問題なので、着ぐるみで笑いを取る」とかね、そんな具合に考えてやったのならば・・・・まあ、いいんじゃないのかねー・・・とかね、思う訳だよね。彼らはそこまで考えてるのだろうか?
 
 自分的にはせっかく受信料払っているのだし、Dj-ozmaを紅白に出すぐらいなら、NHKにはピータ・グリーナウェイの映画「プロスペローの本」を放送してほしい。音楽はマイケル・ナイマン、衣装はワダ・エミで、音楽的にもかなり「上品」でインテリだ。Dj-ozmaなんかとは世界の知名度的に格が違う。それにこの映画の製作でNHKはハイビジョン技術の支援をしたはずだ。ぜひノーカットのぼかし無しで放送して、五島列島福江島とか(結構いい島だった)、日本のあちらこちらに住むいろんな人にもこの映画の存在を教えてほしいものだ。

 今かなり酔っていて、眠い。
 今日はここまで
 お休みなさい!