今日、ギリシャ悲劇を買った理由

 このところ月曜日は仕事が全然捗らない。週末疲れ、家族サービス疲れというか、もうすぐ4歳の娘のワールドに土日の2日間ドップリ付き合ってると、月曜日職場に行っても頭の切り替えがうまくいかない。本来ならばイロイロと資料作成をしなければいけなかったが、資料作成のための追加調査を行って、明日からキツい状態になることは理解しつつも資料作成作業は順延する。どうしよう。

 今日職場のメンバーとの雑談で、ハロープロジェクトのライブで転落した35歳の男性の話題が出た。自分はハロープロジェクトのファン層を勝手に10代かせいぜい大学生程度と思い込んでいたのだが、どうやら違うらしい。今一緒に仕事をしてるメンバーの知り合いにハロープロジェクトの追っかけが数名いるらしいのだが、皆30代後半とのことで、少々ビックリした。僕はケーブルTVで一度Berryz工房のPVを観た事があり、その時の感想を職場での雑談で語ったのだが、彼女達の事を誰もわからなくてね。てっきり、もっと若い人中心かと考えてしまった。ちなみにAKB48も職場の連中(20代後半〜30代前半)はほとんどが知らず、逆に僕が知ってることをかなり驚いていた。娘が観ているNHK教育の「からだで遊ぼう」という番組で「ほねほねワルツ」という歌から彼女達のことを知ったのだが、皆から「実はアイドル好きなんじゃないですか」と疑われて困惑する。

 今日のランチタイムに職場近くの青山ブックセンターまで出かける。ここは実は一番気に入ってる本屋だ。窓が大きくて店内は明るく、アート系の書籍の品揃えが充実している。本当はいろんな本を物色しながら、ゆっくりと過ごしたい場所だ。今日はここでちくま文庫の「ギリシア悲劇2」を購入する。なぜ購入したかというと、昨日チラっと木村拓哉主演のテレビドラマ「華麗なる一族」を観たときのひらめきに由来する。
 このドラマと連動して自宅ちかくの本屋でもこの原作の文庫本が平積みされていて、ざっくりと立ち読みで流し読みをしたのだが、その時なにかしら聞いたことのあるストーリーだと僕は感じた。それで日曜日にこのテレビ番組を観た時にひらめいたのだが、これはいわば宮廷劇の様だ。ということだ。北大路欣也を王様で、木村拓哉は王子だ。そのように考えるとシェークスピアとか、ギリシャ時代の演劇のようにも思えてくる。
 で、そこでなのだが、僕はギリシャ演劇は、スゴい昔に「子供向け」の本で読んで以来なので、内容も忘れている。そこで今回まじめに原作を読んでみよう。と、考えた次第。
 ただ、読む時間があるのだろうか?かなり自信がない。どうなることやら。

ギリシア悲劇〈2〉ソポクレス (ちくま文庫)

ギリシア悲劇〈2〉ソポクレス (ちくま文庫)