ボルヘス、水泳トレーニング

 連休中に購入後未読のままの本を整理し、今週はホルヘ・ルイス・ボルヘスの短編集「伝奇集」を読破することに決めて、通勤電車の中で読んでいる。最低でも1日1編読むと決めて今日で2日目、なんとか5編読破。なかなか手強い本で、読むことに集中できるように、小声ながらも声を出し音読して読んでいた。短編とはいえ、延々と続く坂道を駆け上がるような辛さだ。このような本を読むと、僕なんか、教養もたかが知れて、感性もあるのかわからない、凡庸以下の人間にすぎないと落ち込んでしまう。職場などでは読書好きとして一目置かれてるけれども、このボルヘスの作品のように、「言葉」というものに真剣に向き合ったことがあっただろうか?40年以上生きてるけども、本当に「まだまだ」だなあと感じてしまった。まだまだ学びたいことは沢山残っている。人生って本当に短いものだ。

 風邪をひいてこの1週間ほど休んでいた水泳トレーニングを今日から再開。軽く400mを10分で泳ぎ、そのあと6ビートのキックのクロールを200m、クールダウン200mの極軽めのメニュー。だか1週間サボっていた影響で、この程度のトレーニングで体中の筋肉が悲鳴を上げている感じ。これから風呂入って、しっかりストレッチしてサプリメント飲んで寝る予定。徐々に調子を上げて、5月くらいには腰痛前のペース、1日1000m以上を週3回まで戻したいものだ。
 とはいえ、泳ぐのは本当に気持ちがよい。フォームが正しく決まると、一掻きでの推進距離の延びがちがってスイスイ進む。それがまた気持ちいい。その気持ちよさのままついやりすぎてしまった。明日は筋肉痛が確実だな。やれやれ

伝奇集 (岩波文庫)

伝奇集 (岩波文庫)

愛用、サプリメント。これを摂取するのとしないのとでは疲労回復度が全然違う

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