睡眠不足の話と過去の読書メモから

 今日は1日中体が怠い。月曜日ジムで水泳をした時、プールの水を鼻から吸ってしまったのが悪かったのか、鼻の奥が腫れてる感じがある。普通ならイソジンでうがいする程度で問題にならないのだが、最近疲れが溜まっているせいで抵抗力が下がっているようだ。ここ1年ぐらい就寝時間が午前1〜2時の慢性的に睡眠不足の生活が続き、そのツケが現在の自分の体に現れてるような気がする。
 なんでそんな夜更かしをしてしまうかというと、仕事や家族サービスなどで日中のほとんどを費やしてしまうと、自分の時間は夜就寝までの一時ということになってしまい、読書やインターネットを思う存分楽しむには、もう自分の寝る時間を削るしかない、ということになる。年取ったせいで睡眠時間短くても大丈夫だとタカをくくっていたのだが、最近さすがに限界を感じている。怠さが抜けない。こういう生活を改めないといけないかも。
 
 今週、通勤中は読書を一時中断し、時間が無くてなかなか聴けなかったモーリー・ロバートソンの「tibetronica」のpodcastを一気にまとめて聴いている。モーリー・ロバートソンはpodcast「i-morley」の発信者としてかなり知られてきたと思う。今彼は中国の奥地を旅している。チベット、そして今はウイグル自治区
。中国は今高度成長の真最中。チベットの高原にも、タリム盆地の奥にもインターネットの高速回線が引かれているらしい。彼はそのネット回線や携帯電話を使って、インターネットラジオでライブ放送もしている。聴いてみると結構面白い。街の通りを歩きながらの実況中継をしたり、スカイプをつかって日本や他の国々の人達とのトークをしたり。先月からの寝不足の原因の一つがこれだ。聴き始めるとやめられない。一般のメディアでは扱わないような情報がpodcastやインターネットラジオには乗せられるのだ。きょうもライブがあるらしい。聴きたい気もするが、ちゃんと睡眠もとりたい。どうしよう。

 本屋などで気になる本や作家を見つけた時、携帯電話や手帳などメモするようにしている。後で図書館に予約をしたりするためだ。昨日、そのメモを整理してたらその中に駒沢敏器の「語るに足るささやかな人生」という本があった。読んだのは1年ぐらい前だと思う。アメリカの小さな街巡りが好きな著者の旅をまとめたものだ。これを読んだ時、僕らは一口に「アメリカ」と呼ぶが、そこには様々な側面があるのだな、と当然のことではあるけど改めて再確認した。イラクではこのような小さな街のアメリカ人が戦い死んでいるのか、と思うと悲しくなってしまう。それぐらい「いい話」が詰まった本だ。あまり知られてないようだけどね。

語るに足る、ささやかな人生 ~アメリカの小さな町で

語るに足る、ささやかな人生 ~アメリカの小さな町で



 どうでも良い話だけど、1週間ほどまえから万年筆にハマっている。自分の書いた字の下手さにあきれ果てていたところに、この210円の万年筆を見つけたのだ。チープな値段の割には書きやすい。ボールペンより筆圧を必要としないので、軽いタッチで書けるのがいい。購入してから休憩時間などに字を書く練習したりしてる。そういうことが、何となく楽しかったりする。

[rakuten:mitadepa:1382812:detail]