落ち着かないこのごろ
職場でいろいろとトラブルが続き、なにかと落ち着かない。情報交換、善後策協議、ストレス解消、気分転換などを目的に火、木、金と飲みに行く。ちなみに月、水はジムでトレーニング。今週は忙しかった。そして疲れた。
金曜日のランチタイムにこんなカフェを見つけた。店のなかに大きな本棚があり、珍しい本が沢山置いてあった。古本屋だったオーナーが開いたカフェらしい。音楽もアンビエント系の落ち着いた雰囲気。そこでランチセットのフォーを食べ、コーヒーを飲みながら、その本棚にあったマゾッホの「残酷な女たち」をペラペラめくって、しばし職場のごたごたを忘れる。
- 作者: レーオポルト・フォンザッヘル=マゾッホ,Leopold von Sacher‐Masoch,池田信雄,飯吉光夫
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2004/05/01
- メディア: 文庫
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レヴィナスの「存在の彼方へ」がなかなか読み進まない。まあこの手合いの本が簡単に読めるわけがないのだが・・・
前回に書いた「ここにいるのが何故僕なのか?」という永遠の問いについて、永遠と書いたのは、それには答えが無いのがわかっているからだ。問題なのはその問いが生まれた状況の方だ。僕は今自分がいる「ここ」に違和感を感じるからこそ、その理由を自らに問う。その状況が別の自我を目覚めさせる。ならば、ここにいる理由が問題なのではなく、その状況を受け入れられないそのことが問題なのではないか。そして、その状況を受け入れられないという事実を認識し、さらに「その状況」を受け入れ、為すべきことを考えることが重要ではないか。
レヴィナスを読みながら、そんなことを考える。
- 作者: エマニュエル・レヴィナス,合田正人
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1999/07/09
- メディア: 文庫
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