六本木小紀行

 日中は娘の相手をして、夜はその疲れから茫然自失状態のまま、ケーブルTVのチャネルをザッピングして過ごしているうちに、気が付くともう日曜の夜。週末の時間は怒濤のように過ぎていく。
 ちなみに今朝は娘とそのお友達の人形達と一緒に、「神経衰弱」および「七ならべ」をやった。娘も僕も一人3役以上をこなしつつゲームをしていくわけだが、時折そのシュールな光景に愕然とするときがある。僕も娘の歳の頃は、こんな風にあそんでいたのだろうか・・・

家族で出かける東京ミッドタウン

 金曜日にちょっと立ち寄った話をカミサンにしたら、なんとなく興味が湧いてきたようで、今日、娘も連れて出かけてみることにした。テイクアウトの出来るフード系ショップが多数あること、それを広げて食べられそうなガーデンエリアがあることが、彼女の決断のポイントらしい。東京ミッドタウンのガーデンでピクニックランチをしようというわけだ。
 4歳くらいの子どもがいると、外出する場所の選択は難しい。ある程度の自我も芽生え、自ら好みも主張してくるのだが、こちらの意向を読み取るレベルではない。それなりに気を使ってやらないと、ご機嫌を損ねコントロールが難しくなる。しかも、ウチの子は「食べる」ことに対し信じられないぐらい集中力がない。いつも食事中はフラフラしながらモタモタ食べることの繰り返し。子どもと一緒で周囲に気兼ねなく食事できるような場所は、同じような子どもも集まる、郊外型ショッピングモールのフードコートぐらいのもので、都会の洒落たはレストランなどまだまだって感じだ。かといって子どもの都合に合わせてばかりでは、大人の方が飽きてくる。たまには都会の「旬」の場所に行ってみたいというわけだ。
 今日は曇で日差しも少なかったが、そのおかげで過ごしやすい天気で、外でランチをするにはまずまずだった。僕ら以外に弁当を広げてる人も大勢いて気兼ねないのも良かった。小さいながらもすべり台とブランコもあり、なにより好きな縄跳びも出来きたのがよかったのか、娘も楽しめたようだ。
 僕はランチにBaker Bounceのベーコンとチーズのハンバーガーを食べたのだが、「これを食べるために東京ミッドタウンにまた来るぞ」と叫びたいぐらい美味しかった。カミサンと娘のチョイスの米八の鰻おこわも大変良かった。
 その後ちょっとだけガレリアというショッピングモールを見物後、我々にはいささか高級な品揃えのプレッセというスーパーで買い物をして帰る。前回のブログには「いささかお高めのショッピングセンター」と書いたが、今回はインフォメーション係員の対応など嫌みなく丁寧でよいと思った。現在位置とかお店の場所等何度か係員に訪ねたのだが、杓子定規なマニュアル通りの対応というより、臨機応変というかアドリブがきく人がいて、さすがセレブの街と思った次第。カミサンは判りやすいブランドショップがなくて大丈夫なのか?と心配しつつも、サントリー美術館国立新美術館に子ども的に大丈夫な展示があれば、また来てものもいいね、と言っていた。
 日曜とはいえ、久しぶりに都内のドライブで、いささか緊張してしまった。今日はフェラーリその他高級車を沢山見たなぁ。あとマクラーレンのベビーカーも。