キャンプとサッカーの話

 前の週末は家族でキャンプに出かけたため、時間が取れずブログの更新が延び延びになってしまった。それにこのところ仕事も残業続き。昨晩は早く帰ったのだが、ジムに行ってトレーニングし、帰ってからはアジアカップの日本対サウジアラビア戦を観て日本敗北に落ち込み、その後気分転換に始めたネットにハマり、就寝時間は午前3時近く。トレーニングの疲れと寝不足で、今日は集中力保てず、仕事が全く進まない。この日常はどこかおかしい。

今時のキャンプ場

 前の土日は育児イベントで繋がったママ友4家族で那須のキャンプ場*1に出かけた。土曜日の天気予報は雨だったのだが、曇のままなんとかもって、バーベキューを楽しむことができた。僕ら家族はテントをもっていないので、キャビンを借りたのだが、それが立派な丸太小屋でエアコン付き。部屋の中も奇麗に掃除されていた。その他洗い場や風呂場、トイレにゴミ捨て場等しっかり設備が整っていて、キャンプ道具のレンタルや販売品も多彩。驚くばかりだった。17年ほど前に僕がオートバイでフラフラしていた時に行った伊勢志摩のキャンプ場は、雑草を刈っただけの原っぱという感じで、掘建て小屋という管理棟では売っているものといえば薪ぐらい。管理人は、近所の農家の老夫婦がだった。一方、那須のキャンプ場の管理棟は大きなログハウスで、受付では若い女性達が応対してくれる。今どきのキャンプ場では夜にビンゴ大会まで開催してくれる。驚きだね。

今日の本

 今日は職場仲間が貸してくれたこの本。

中田英寿 誇り

中田英寿 誇り

 ドイツワールドカップでの日本代表の「惨敗」には実は今だに納得していない。「もう少しうまくやれただろう」と言いたくなるような思いが強い。むろんその結果に対する悔しさは当事者達の方が、僕の数倍も大きいに違いない。それは理解できる。それは頭で判っていても、でもそれでも問いたくなる。何故あんな結果になったのだ?
 僕が思うに、あのドイツでの日本代表はおそらく過去類を観ない最強のメンバーだったはずだ。少なくとも経験と実績は申し分なく過去最高のメンバーだ。今のオシムジャパンよりも上を行っている。だからこそ僕は彼らの調和したサッカーを最高の舞台で観たかった。ジーコJapanのサッカーには首を傾げることは多かったが、それでも彼らのサッカーには期待していた。その期待が大きかっただけに、あの結果が残念でならない。
 この僕の問いにこの本は明快な解を与えてくれる訳ではない。むしろ謎は深まるばかり。この本には「100%かゼロか」という言葉がよく出てくる。僕らは中田が語る「ゼロ%」に付き合わされたわけだ。そういうことより、調和したすばらしいサッカーが、本当に観たかった。ただただ哀しい。