愛の迷走地図

 明け方、ちょっと寒さを感じて目が覚めた。そのくらい今日は涼しい。Tシャツ一枚では寒いくらいだ。体脂肪率が下がってから、寒さに弱くなっている。今ビールを飲みながらこのブログを書いているけど、正直さむくておいしく飲めない。

 先日、職場の女性達と一緒にランチを食べた時のことだ。軽く「夏休みをどう過ごしたか」の話をふったら、女性達の一人が彼氏と長野を旅行した話をしてくれた。「あれ、先々月はフリーと言ってたよね?彼氏できたの?」と僕が聞返すと、彼女はつまらそうに頷いた。どうやら以前の彼氏とヨリを戻したらしい。「そりゃまたどうして?と尋ねたら、「なかなか他に出会いが無くて・・・」という答えが返ってきた。その答えに唖然とした。
 だって、その彼女は容姿、性格、仕事ぶりなどなど、どう見ても「上」の部類にはいる「かわいい女」と言えるのだ。何故今の世間の男は放っておくのが信じられない。このような女性を「永すぎた春」的諦観的恋愛に閉じ込めておくのはもったいない。たとえかりそめでも、このような女性にときめきを与えるのが男の甲斐性と思うのだが、そういう男性は現れなかったそうだ。今の職場の男性は7割が独身だが、てめえら一体何してるんだ!ってな感じだ。
 実際、僕の周囲の男性は特にそういうことについて元気がない。当初は元気がないと見えるだけで裏では色々やってるのだろう、と思っていたが、何か裏もおとなしいようだ。
 彼女の話を聞いてから、今週は男と女の恋愛について、つい色々と考えてしまった。