苦境を乗り切るために

多忙生活継続中・・・だけど

 仕事は相変わらず忙しい。2つの案件を掛け持ち、作るべき資料は3つも4つ同時進行。一つのテーマの打ち合わせから別な問題が複数出てきて、皆どれも「最優先事項」になってしまう。いちおう僕の下に2名の要員がいるが、1人は才はあるけど経験不足、もう一人は致命的な天然ボケ。僕の仕事を増やしてばかり。自分の時間は無くなり、ストレスは溜まる一方。さすがにこれででは体も心も保たないということで、今週から試験的に「戦術」を変更している。
 その戦術変更の目的は、簡単に言えば「手を抜き頑張りすぎず、かつ最低限の成果をあげる」というものだ。これまでは仕事には、それなりの完成度を設定し、それを達成させるべく頑張ってきたのだが、今週は「それなりの完成度」を諦めて、必要最低限を見極め、それで良しとすることにした。また仕事の段取りも、つまらないことでも必ずメモなどに書いて、そのメモ通りに作業する。レベルを下げることで負荷を軽減し、簡単メモの進行表作成により日々の作業にオートマティズムを導入し、精神的ストレスの軽減を計ったわけである。
 月曜から金曜までやったとところ、日々の作業進行作りは思いの他効果があるようだ。正直なところ自分は忙しいのが大嫌いだ。できることなら、仕事なんてしないで読書や映画鑑賞、美術館廻りなど好きなことをしていたいのだ。仕事で消耗なんてしたくない。仕事でヘトヘトなんてなってるヒマは無い。

「仕事術」「メモ術」の検討

 不思議と記憶力が良かったので、メモを取る習慣がそもそも無い。そのせいか良く本屋にあるような「仕事術」「メモ術」でまともに身に付いたのは一つもない。いきなりメモ魔になる、といってもなれるものではない。この先続けられるかどうかは判らないが、今週から無印のA5サイズノートを仕事用とプライベート用に用意し、ページの頭に日付を入れて、やることを書き、やったことにはチェックし、仕事の終わり、一日の終わりに明日やるべきことを書いている。朝のラッシュ時の混雑した電車の中では、以外と携帯電話のメモ機能が結構使える。その他のケータイの有効な使い方も検討中だ。