本を読む時間がない。

 最近読書のペースがかなり落ちている。最近は電車の中でも携帯電話で日記を打ち込んでいる。結果的にそれが、読書をする時間を削ってしまった。

久しぶりの購入本

アルフォンソ・リンギスの本2冊。

信頼

信頼

「信頼」はやはり側に置きたくなった本だ。
何も共有していない者たちの共同体

何も共有していない者たちの共同体

これはついでというか、本屋にたまたまあったので勢いで買ってしまった。

最近の読書

チェ・ゲバラについて本2冊

モーターサイクル・ダイアリーズ (角川文庫)

モーターサイクル・ダイアリーズ (角川文庫)

ゲバラ日記 (角川文庫)

ゲバラ日記 (角川文庫)

ゲバラとは?から始まった

 この1か月程の間「チェ・ゲバラ」がマイブームだった。切っ掛けはチェ・ゲバラについて「男の中の男」としてベタ褒めしている、アルフォンソリンギス「信頼」を読んだからだ。そのエッセイを読み終えた時、浦和レッズのサポーターがチェ・ゲバラの旗を振っていたことを思い出した。また同時に、彼について何も知らない自分にも気付いた。

「命を捧げる」ということ

 僕が知っている彼の知識は。キューバ革命の指導者の一人で、革命成立後もキューバ政府内に留まらず、再び革命を起こすためボリビアのゲリラ戦争に参加し、そこで逮捕処刑された、というものだ。
 「モーターサイクルダイヤリーズ」を読んだことにより、彼が何故革命に身を投じるようになったのか、おぼろげながらも理解出来たような気がしている。またキューバ政府内での地位を捨て、再びゲリラ戦争に参加す、その基本的キャラクターについてもわかるような気がした。純粋で正義感の強い人なのだ。
 また「ゲバラ日記」は、ある目的を持って武装闘争を行った、いわば自らの意思で戦争に参加した人の日記だ。そんな人の日記を読んのは初めてだ。ゲリラ戦そのものも悲惨な戦いには違いない。彼はまた喘息というと問題も抱えている。だけど弱音があまり書いていない。そこに彼の強さ、革命に対する強い思いが見える。こんな人物はなかなかいない。