カプースチンとリベルタンゴが響く夜
元気がでるカプースチン
不思議なことに、何故このCDを買ったのか全く記憶にない。しかもiPodに取り込み済み。木曜日、今ひとつ気分が沈んでいたので職場から音楽を聴きながら2駅分歩いたのだけど、「何だこれ?」と思ってかけたのがこのCDだ。華やかで彩り鮮やかな和音の奔流が不思議と夜の街の景色に有って「人生は美しい」という気分になった。このCDを買った自分はなんて趣味がいいんだろう。そうだ、その思い上がりが今の自分に必要なのだ。
- アーティスト: N. Kapustin
- 出版社/メーカー: Hyperion UK
- 発売日: 2000/06/13
- メディア: CD
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カプースチン本人の演奏らしい。これもまた素晴らしいね。
リベルタンゴが頭の中をループする。
子供と付き合うとどうしても童謡系の音楽を聴くことになり、それらの音楽はとても聴きやすいので耳に残り、向こう1週間の鼻歌はずっと童謡になってしまう。
しかし今週の鼻歌はリシャール・ガリアーノのおかげで、ピアソラの「リベルタンゴ」だった。ジャズミュージシャンはもちろんヨーヨー・マなどの多くのクラシックミュージシャンもこの曲を演奏している。Youtubeを検索したら、なかなか素晴らしいヴィデオが見つかったので紹介する。
まずはピアノ連弾デュオ。タンゴだから男と女で弾いているのがいい。色っぽい雰囲気があればなおさらで、演奏が上手なら言うこと無しだ。ピアノが弾けるってこんなにセクシーなことだったのか・・・。自分も娘と共にヤマハの音楽教室に通いたい気分になったリベルタンゴだ。
ヨーヨー・マの演奏は確かに素晴らしいのだけど、こちらの方々がどちらかと言えば「助平」でリベルタンゴがあっている感じだ。自分がもしもピアノが弾けたなら、リベルタンゴが上手と言われたい。
リシャール・ガリアーノのビデオも有った