「天の声」が聞こえるか?

 今日は通常勤務。通勤車中の読書はスタニスワフ・レムの「天の声」だ。これはいささか電車の中で読むには難儀な小説だ。第1に本が分厚く片手て持つと重たい。第2に上下2段組で文字が小さい。第3に内容が難しい上に本筋のとは別の副次的な話題に飛んでばかりで、話の展開がゆっくりだ。70ページ近くまで読んだが、まだまだ序章の延長って感じで、本筋がどのように展開するのか全く見えない。最初の70ページなんて、この小説の始めるにあたっての物語の背景、基礎知識を記述してあるようなものだ。この手合いの難解な小説を読むのは1にも2にも「集中力」だ。とにかく話の流れを脳裏に焼き付けるしかない。その努力のせいか、結構面白そうじゃないか、と期待が持てるようになってきた。



 仕事について。自分は某とあるところで、某システムの開発に関わってるおり、今日はそれなりに大事な仕事をやっていたのだが、環境等と不備が発覚し、なんと3日分の作業が「やり直し」となってしまった。こういう場合のやるせなさ、ってどうすればいいのだろう。もうベテランといわれるお年頃で、そのような経験も結構多いのだが、なかなか慣れない。この件についてはそのうち分析するとしよう。